早慶上智対策

受験・資格試験対策まとめ

勉強のスピードを上げる方法

 
勉強をする際の「スピード」というのは、すごく大事だと思うのですが、
 
 
勉強のスピードを劇的に落としてしまう作業があります。
 
 
それは「書く」という作業です。
 
 
私自身、この「書く」という作業の重要性を認識していますし、記憶のためにも良いとは分かっているのですが、
 
 
「書く」ことにこだわりすぎている受験生が多いかな、という気がしています。
 
 
まとめノートなどを書いて作っている人もいると思いますが、
 
 
まとめノートを見返して、十分に活用しているでしょうか?書いただけで満足して、後は全く使っていないことなどもよくあります。
 
 
私は、まとめノートは自己満足の部分が多いと思っていて、
 
 
まとめノートを作っているときはすごく「勉強した気分」に浸ることができるのですね。
 
 
「俺、頑張ったな」と何となく思うことができる。
 
 
でも、実際にはほとんど勉強にはなっていません。それは作業であって、勉強ではないのです。
 
 
勉強の目的は「知識を頭に入れること」。
 
 
別に書かなくても、頭に入ればそれでいいわけですよね。
 
 
しかも、書くという作業には圧倒的に「時間」がかかります。非常に、「遅い」のです。
 
 
例えば、私は「反復学習」を推奨していますが、「書くこと」は反復学習には適していません。
 
 
書いていると圧倒的にスピードが落ちるため、反復回数がどうしても少なくなるのです。
 
 
なので、極論をすると「数学」ですら、書かないこともあります。
 
 
復習のときなどは、書いたりしません。
 
 
もちろん、あやふやな問題、確実にマスターしたい問題などは書きますし、初見の問題も書きます。
 
 
ただ、書く必要はないと判断した場合には、惜しげもなく書きません。
 
 
そうすることで、1時間かかっていたものが10分で終わったりします。
 
 
これは手を抜いているわけではありません。
 
 
書く必要のないものを、書かないだけです。
 
 
すると、圧倒的なスピードが実現できるということが分かると思います。
 
 
作業ではなく、「勉強」をすること。それが大事です。